2013年2月18日月曜日

Agricola Strategy Guide 和訳 part2 「カードを出そう、カードを使おう」


カードを出そう、カードを使おう

両手いっぱいのカードに圧倒されたり、大興奮するのは仕方ありません。カードを選んだり、カードを出すときには、以下の2つの大事なルールを守るようにしましょう。

一、そのカードは数手番中に良い使い道があるだろうか?

2グリにおいて最初のラウンドに「石運び」を出す意味は全くありません。少なくとも、ラウンド5までに、そのカードを利用することはできないでしょうし、ラウンド7まで、使えない可能性もあります。対照的に、レンガ職人はすぐに出すべきでしょう。このことから、次のルールも導くことができます

レンガ職人

一、カードを出したら、カードを使おう

もしあなたが1手番使って畑番を出したなら、次はそいつを利用しよう。
畑番
もし、その後ゲーム終了までに、一度しか麦を取りに行かなかったとしたら、畑番は実にしょっぱいカードです。アグリコラにおける成功とは、効率的ということであり、カードの大体の目的は手数の圧縮だからです。カードを出すのに一手番使っていることをいつも忘れないようにしましょう。

鋤鍛冶
鋤鍛冶はよい例です。なかなか良さげなカードに見えますか?実際、使えるかどうかは場合によります。このカードがなければ、2つの畑を耕すのには、2アクション必要です。このカードを使った場合でも、結局2アクション必要で、更に最低でも1飯かかっています。この点から見ると、あなたは効率的とはいえません。2回畑を耕しに行った場合はどうでしょうか?あなたは、3アクションで4つ畑が耕せました。しかしながら、2-3飯はかかっているでしょう。最も鋤鍛冶の力を引き出すためには、あなたは、3回畑を耕しに行かなくてはいけません。4アクションで、6つの畑が手に入りました。そして、ここまでやっても、これに価値が有るのは、これらの畑に植えるものがある場合のみなのです。あなたは追加の小麦や、野菜をもたらすカードを持っているでしょうか?あるいは、5つ以上の畑に対してボーナスを与えるカードは?もしないならば、多分鋤鍛冶は、出すべきカードではないのでしょう。出したかったというだけでは、カードを出してはいけません。職業を出すというアクションは、貴重なアクションです。要するに―アクションはうまく使いましょう。

小さな進歩は良い手助けになってくれます。しかし、それらをすべて場に出そうと、躍起になってはいけません。ゲーム中によっぽどのことがない限り、あなたは「大きな進歩/小さな進歩」のアクションで、小さい進歩を出すべきではありません。代わりに、スタートプレイヤーあるいは、家族を増やすについてくる小さな進歩で、カードを出す機会をうかがってください。そして、あなたがプレイ可能だというだけで、その小さな進歩を使わないように!「穀物倉庫」はいい感じに見えます。しかし、そのカードをプレイするための資材は、新しい部屋やかまどのような、農場生活に必須のなにかを作るためにも使えるんですよ?上記のような理由から、小さな進歩の中でもコストのなく、必要な資材もないもの(ヤギさんとか馬さん)は、ドラフトで非常に重宝されるのです。これらのカードを持っているということは、スタートプレイヤーや家族を増やすのアクションに入った時に、確実に出す小さな進歩があるということになるのです。

0 コメント:

コメントを投稿